お役立ち
【お役立ち】夏の長期外出前にチェック!帰省や旅行前にやっておくべき“水回りの留守対策”

いつもナカソネ住設の公式サイトをご覧いただき、ありがとうございます。広報の宮田です。
夏休みやお盆の帰省・旅行で家を長期間留守にする際、水回りのトラブルを未然に防ぐことは非常に重要です。帰宅後に「家が臭う」「水漏れしていた」などのトラブルが起きると、せっかくの楽しい思い出が台無しになってしまいます。
出発前にきちんと対策をして、安心してお出かけしましょう!
目次
なぜ長期不在で水回りトラブルが起こるの?
排水トラップの水が蒸発し、臭いや害虫が侵入する
シンクや浴室などの排水口には、「封水(ふうすい)」という水が常に溜まっており、下水の臭いや虫の侵入を防ぐ役割を果たしています。しかし、長期間使用しないとこの水が蒸発し、悪臭や小さな虫が室内に入り込む原因となります。
水道管の劣化や破損による漏水
普段は気づきにくい水道管の劣化で、長期間水を流さない状態が続くと、圧力の変化などによって劣化部分から漏水が起こることがあります。
湿気によるカビの発生
換気されない浴室や洗面所は湿気がこもりがちになり、長期留守の間にカビが発生し、帰宅後の掃除が大変になることもあります。
蛇口の締め忘れによるポタポタ水漏れ
ほんの少しの締め忘れが、何日間にもわたって水が垂れ続け、湿度の上昇や水道代の増加につながる可能性もあります。
旅行・帰省前にやっておくべき水回りチェックリスト
キッチン編
- 排水口に水を流して封水を確保
使用後は必ず水を流し、排水トラップに水がたまっている状態を作りましょう。 - 排水口にフタまたはラップを被せて密閉
臭いや虫の侵入を防ぐために、簡易的でも封鎖することをおすすめします。 - 三角コーナーやゴミ受けの生ごみを処分・掃除
生ごみは腐敗すると強烈な臭いを放ちます。出発前に忘れずに処分をしましょう。 - 生ごみ処理機がある場合は電源をオフ・内部清掃
清掃後はフタをしっかり閉めて臭いの発生を防ぎましょう。
浴室編
- 排水口の髪の毛やヌメリを除去
詰まりや悪臭の原因になるため、簡単でも清掃しておくのがベストです。 - 排水トラップに水をしっかり溜めておく
湯船や床の排水口も、封水が十分にあるか確認をしましょう。 - 換気扇をつけたままにする or 少し窓を開けて通気
湿気をためこまないことでカビの発生を防ぎます。
洗面所・トイレ編
- 洗面ボウルのゴミ・髪の毛を除去
排水詰まりや臭いの原因となるゴミはしっかり除去をしましょう。 - トイレの水を一度流して封水を新しく
封水の蒸発を防ぐために、出発前に水を流してリフレッシュ! - 便器のフタを閉じる
水の蒸発と臭い防止に役立ちます。 - 換気扇をつけっぱなし or 少し窓を開けて通気確保
湿気を外に逃がして、カビや臭いの発生を防ぎましょう。
給湯器・水栓まわり編
- 主水栓(元栓)を閉める
可能であれば、出発前に家全体の水の元栓を閉めると漏水対策に効果的です。 - 給湯器の電源を切る
長期不在の際は電源オフで無駄な電力消費を防ぎましょう。 - 洗濯機の給水ホースがしっかり接続されているか確認
ゆるんでいた場合、圧力がかかった時に水漏れの原因になります。
プロが教える!より安心な対策ワンポイント
排水口にコップ一杯分の油を垂らす
油は水より蒸発しにくいため、封水の上に油を浮かせておくことで長期間の封水維持が可能になります(食品用サラダ油でOK)。
賃貸の場合は管理会社や大家さんに元栓の場所を確認しておくと安心
トラブル発生時も迅速に対処しやすくなります。
まとめ
旅行や帰省の前に、ほんの少し手間をかけるだけで、帰宅後の「がっかりトラブル」を未然に防げます。
キッチン、浴室、トイレ、洗面所、給湯器まわりなど、家全体の水回りを一度見直して、安心して夏を楽しみましょう!
もし水回りのトラブルでお困りの際は、ナカソネ住設までお気軽にご相談ください。近年では水まわりのリフォーム事業にまで拡大をしておりますので、お住まいのお困り事があれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。
***************************************
転職検討中の方、求職中の方へ!
現在、メンテナンススタッフ(カスタマーエンジニア)を募集中です。
充実した研修制度があることにより、これまでの経験は問わず人物重視の採用となっておりますので、
ぜひこの機会にエントリーお待ちしております。
![]() |