お役立ち
【お役立ち】便器内や手洗器にピンク色の汚れが！原因と効果的な掃除方法
いつもナカソネ住設の公式サイトをご覧いただき、ありがとうございます。広報の宮田です。
トイレや洗面所の便器内や手洗器に、ピンクや赤っぽいスジ状の汚れがついてしまったことはありませんか？
実はこれ、カビや錆ではなくバクテリア（細菌）の一種が原因なんです。放置しておくと汚れがどんどん広がり、見た目が不衛生で掃除が大変になってしまいます。
この記事では、ピンク汚れの原因と正しい掃除方法・予防策を詳しく解説！効果的に落とすためのコツや、再発を防ぐポイントも併せてご紹介します。
ピンク汚れの正体とは？健康被害はないの？
ピンク色のスジ状汚れは「バクテリア」が原因
ピンクや赤っぽい汚れの正体は、「セラチア菌（Serratia marcescens）」というバクテリアの一種です。
空気中や水中に存在し、温度や湿度が高い環境で繁殖します。特に、トイレや洗面所などの水回りは、この菌にとって絶好の繁殖場所となります。
バクテリアの特徴
- 高温多湿な環境で活発に増殖
- 石鹸カスや皮脂汚れを栄養分として吸収
- 空気中や水中のどこにでも存在し、自然発生しやすい
健康への影響はある？
ピンク汚れの原因となるセラチア菌自体は、健康な人には基本的に無害です。ただし、免疫力が低下している人や高齢者が誤飲すると感染症リスクがあるため、こまめな掃除が推奨されます。
効果的な掃除方法｜正しい手順と注意点
掃除に必要な道具
- 中性洗剤（トイレ用）
- トイレブラシ（柔らかい素材）
- 漂白剤（必要に応じて）
- スポンジ
- ゴム手袋
- ドライバー（止水栓操作用）
掃除の手順
- 止水栓を閉める
- ドライバーを使って、時計回りに回すと閉まります。
- 必ず元栓を閉じたことを確認してから作業を始めましょう。
- 止水栓とは、水回りの器具に付いているバルブで、その器具だけの水を止められます。
- 詳しくは取扱説明書を確認してください。
- 便器内の水を排出する
- バケツで水をくみ出すか、何度か水を流して減らします。
- 水が残っていると洗剤が薄まり、汚れが落ちにくくなります。
- 軽く汚れを落とす
- スポンジで表面の汚れをさっと拭き取ります。
- この時点で、強くこすらないことがポイントです。
- 中性洗剤でこすり洗い
- トイレブラシに中性洗剤をつけ、汚れをこすり落とします。
- 針金や硬いブラシはNG。陶器表面を傷つけてしまうため、柔らかいブラシを使いましょう。
- 汚れが落ちにくい部分には、漂白剤を使うと効果的です。
- ただし、陶器の種類によっては表面が劣化することがあるため、事前に確認を。
- 水で洗い流し、止水栓を開ける
- 十分に洗剤を洗い流したら、止水栓を開けて水を流します。
- 止水栓を開けるときは反時計回りに回します。
- 点火確認も忘れずに行いましょう。
注意：強酸性・強アルカリ性洗剤の使用は避けましょう
- 研磨剤入り洗剤や業務用の強力洗剤は陶器表面を傷つける恐れがあります。
- 陶器が傷つくと、汚れがより付着しやすくなるため、避けるのが無難です。
再発を防ぐためのポイント
こまめなお手入れが重要
バクテリアは1回の掃除だけでは再発しやすいため、定期的な清掃が肝心です。
- 週1回は中性洗剤で軽くこすり洗い
- 漂白剤を月1回使用して除菌効果を持続
- 汚れがつきやすい部分には、防カビ剤をスプレー
湿気対策を徹底
- トイレや洗面所の換気をこまめに行う
- 水滴が残っているときは、タオルで拭き取る
- 乾燥状態をキープすることで、バクテリアの繁殖を抑制
清潔なトイレをキープするために
ピンク色の汚れはバクテリアの繁殖が原因ですが、日頃から適切なお手入れを心がければ防げます。
掃除の際は、中性洗剤や漂白剤を適切に使い、こまめに拭き掃除を行いましょう。
汚れが落ちない場合や掃除後に異常が発生した場合は、ナカソネ住設にご相談ください！プロのメンテナンスで、清潔で快適なトイレ空間を維持しましょう。
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